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第55話 似た者|digilog Blog データベースの開発・構築ならデジログへ

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第55話 似た者

犬の散歩中によく思うことであるが、連れ歩いている犬とその飼い主の顔がよく似ているのである。
当然な話しであるが、人と犬とでは骨格も大きく異なり、目、鼻、口など各パーツも、また毛深さも違うのに、
何故、似て見えるのであろうか?
自分の思い込みによる単なる目の錯覚か、先入観のなせる業か?
また多くの場合、体型もよく似ている。
ポッチャリ系のワンちゃんの飼い主は太めの体型、スリムな犬にはやせ型の飼い主、等々。
体型は犬種にも依存するが、皆がみんな、自分の体型に似た犬種を選ぶわけでは無いだろう。
(体型の場合は、食生活や運動量など後天的な要素にも起因するので、因果関係は想像できるが・・・)
程度の差こそあれ、他の人に意見を聞いても大筋同じような感想を持っていることが多い。
これは犬に限ったことでは無く猫でもよく言われているが、私が知る限り、ハムスターやウサギ、またインコや鯉に至るまで、何故か似ていると感じる場合がある。
それも「愛情の度合が高いほどそう見える」ような気がするのが、また不思議である。
よく聞く説に、前述の体型同様、同じ場所に住んでいると生活環境も近くなるため、後天的に似てくるというものであるが、いくらなんでも、鳥や魚とは生活環境が違いすぎる。
また別の説は、無意識のうちに自分に似ている個体を選んでいる、というもの。
これも、子供の頃の顔は成長とともに大きく変わり、逆に成長の変化とともにだんだん似てきた、というケースもよく聞くことである。
成長前の子供の時点でも無意識の暗示により選んでいた、というのも単純には理解し難い。
いずれにしても、同じ人間であれば、(先天的なことはさておき)同じ環境で生活し、趣味や嗜好まで類似していると、血は繋がっていなくても似てくるケースは理解できない訳では無いが・・・。

飼い主とペットが似る真偽のほどはさておき・・・、
「銀行マン」や「証券マン」などのくくり同様に、
同じ会社に勤める社員を総称して「〇〇マン」と呼ぶことがある。
(このケースでは、○○には社名や会社の略称が入ります)
会社側が自ら社員の一体感を持たせるために呼ぶ場合もあるが、外部の関係者または取引先等が、「彼は〇〇マンだから~」「きっと○○マンに違いない」など、良い場合も揶揄する場合にも使われることがある。
単に制服が同じだったり、使う駅が一緒だったり、客観的推測で「○○マン」とくくる場合もあるが、その会社の雰囲気や色が社員一人一人に染み付き、何となく「○○マン」と認識できるケースも間々ある。
たまに驚くほど社員が似ている会社とお付き合いすることがある。
まずは、着るものの傾向、持つカバンの趣味など、全体的な雰囲気が似通っているが、その中でも、何人かは顔つきまでよく似ているのである。
不思議に感じ、雑談交じりに社長さんに聞いてみると、
「よく言われるんですが、何故か皆似てきちゃうんですよね」
それだけ染められる会社の色を持っている、ということに羨ましさも感じるが・・・。
さらに曰く、
「逆に雰囲気に馴染めない者は、居ずらくて直ぐ辞めちゃうんですよ」
なるほど、
特に社長さんも「会社の色に染める」ことを意識している訳では無いとのことであるが、一長一短あるようである。

ふと考える。
ウチの会社にも「色」があるのかしら?
聞いたことは無いが、もしかしたら、他社から見て社員の顔が(顔つきが)同じに見えている、なんてことが・・・。
個性豊かな社員の顔を思い浮かべ、また染めたくても染める色が無いことも改めて確認。
そもそも染めるつもりも無いが・・・。

日付2017/11/29

投稿者半澤 透

ブログ-四方山話-



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