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第19話 自戒を込めて|データベースシステムのデジログ/digilog

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第19話 自戒を込めて

残暑が厳しいですね。
弊社事務所周辺もアスファルトの照り返しで焦げてしまいそうな状態が続いています。

そんな状況でも日々の業務は淡々と遂行されていくわけですが、そのなかで上司、同僚、顧客などから何らかの依頼を受ける事も多いです。
よくある指示がこんな感じです。
「~の資料作って、中身はどうでもいいから」
とか
「~するプログラム作って、動けばあとはなんでもいいから」
私は結構この手の依頼が苦手です。決して楽をしたいのでも依頼者に考えてほしいのでもなく、真剣に取り組もうとしているのですが、どうすればよいのかわからないことが多いんですよね。結局なにも出来ないまま時間だけが過ぎていき、後日進捗を聞かれ「進んでない」と伝えると叱られてしまったり、となるわけです。
曰く、
「わからないなら、質問をしてほしかった」
これはまだ良い方で、
「なんでもいいと言ったんだから、なんでもいいんだよ。」
いや、だからこちらはその「なんでもいい」が解らないんだって。
依頼者は、数ある選択肢のなかから「どれを選んでも構わない」という事を言っているつもりでしょうけど、自分としては選択肢が無いんですよね。
はじめてやる事ならば当然ですが、以前に似たような事を経験していたとしても、それと同じ事であると本人が理解できなれば、それはその人にとって初めての事なんですよね。だから、せめてヒントだけでも、選択肢のうちの1つだけでも提示してくれれば、後は自分でなんとかなりそうな気がするのです。

よくよく振返ってみると、社会人になってから資料の作り方というのは、先輩から教えてもらったことが無かったような気がします。ただ「適当でいんだよ」とか「内容が伝わればいいんだよ」だったような・・・。
適当な指示をしても、そつ無くこなす人もいるでしょうが、そうでない人も多いのではないでしょうか。
出来る人を見て、「自分はできないんだ」「能力がないのだ」と思うかもしれませんが、多分違います。彼らはやり方を知っているだけなんです。自分はまだ教えてもらっていないだけなのです。
ただ、なかなか難しいですよね。相手も忙しくて時間を節約したいからこそ依頼をしてくるのであって、教えてもらったら結局時間が節約出来無いことになってしまったり、「教えるくらいなら自分でやる」と言われてしまったり。
だからこそ、最初が肝心です。ちゃんと「やり方」を覚える・教える必要がありますし、指示をするときは相手が「知っているか」を確認して、知っているならそれでいいですし、知らないならばそれを教えてあげる必要があります。

指示される側の身勝手な言い訳かもしれませんが、「何でもいい」という指示は「どんな結果になろうとも責任は自分にある」と同じ意味です。
私も、多くの先輩と同様に年を取り、後輩社員の数の方が多くなってきました。ついつい「自分が理解しているから、相手も理解しているだろう」と考えてしまい、適当に指示をしてしまう事もあります。気をつけないとだめですね。スムーズに仕事が進むように努力したいと考えています。

以上、自戒を込めて。

日付2012/09/01

投稿者山田 有紀

ブログ-四方山話-



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