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第28話 健康? 不健康?|データベースシステムのデジログ/digilog

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第28話 健康? 不健康?

このところ、メディアで「健康」とされる検診結果の数値の見直しが、よく話題にされている。
これは今年4月に「日本人間ドック学会」が、血圧、コレステロール値、肥満度(BMI)等に関して「正常(異常無し)」と判定する検査の基準範囲を新たに策定したことに関し、各メディアが取り上げたものである。
簡単に言えば、検査の結果今まで「異常」とされていたものが「正常」となる場合がある、ということで、毎年の定期検診の結果を見て、その数値に一喜一憂している方にとっては、ある意味「朗報」になるかもしれない。

さて、私事、昨年(2013年)の定期検診の結果、「D-1」すなわち「治療を要す」と判定された項目が2つ。
数年前より毎年指摘され、保健指導も受け、自身でも食生活にそれなりに気をつけてきた項目で、「C(経過観察)」もしくは「D-2(精密検査)」の判定で留まっていたものが、いよいよ「治療を要す」、すなわち「検査の結果、病気です!」と判定されたわけである。
その病名は「高脂血症」「高尿酸血症」、さらに御多分に漏れずメタボリックシンドロームとの診断結果で、どれをとっても、いわゆる「生活習慣病」である。
医者曰く「心筋梗塞、脳卒中のリスクが非常に高く、痛風の発作はいつ出てもおかしくないですよ。親指の付け根辺りに痛みが出たことはありませんか?」
もとより、医者嫌い、薬嫌いの性分であり、さりとて今後の生活で「美味しい物」を制限されることになるのも我慢できない。
痛風に関しては、身近な友人も数度「発作」を発症し、つい最近も取引先の社長が入院し、その「激痛」に関し直接話しを聞いていた病気である。かなり痛いらしい。
それまでは、見た目にもいわゆる「着やせタイプ」であったことで、風呂上りの鏡に映る真実の自分に目をつぶり、アウトドアライフにいそしみ「他人よりはアクティブに動いている」と自らを納得させ、抜本的な対策を講じてこなかった自分を改め、一念発起し体質改善に取り組み始めたのが、今年の1月6日である。(やはり、「痛い」のは避けたい)
医者から「数値を下げる薬を飲まないと、発作が起きますよ」との言葉を拒否し、またまた自己流療法を模索する。健康本を読みあさり、ネットで情報を集め自分に近い事例をチェックし、ごく普通に、一般的に「食生活の改善」と「適度な運動」を開始することにしたが、まず困ったことは食べるものが無い。
「高脂血症」「高尿酸血症」両方に適した食品が少ないのである。非常に荒く言うと「高脂血症は肉類を避ける」「高尿酸血症は魚類を避ける」、もちろん細かく分類すれば両方に適した食材もあるが、料理となると非常に限られる。
それならばと、基本的に肉、魚、揚げ物、卵を食べないことにし、朝はシリアルとオニオンスープ、昼は野菜スープと海藻サラダ(パスタサラダ)、夕食は山菜蕎麦を中心に、週1回程度、昼はウインナー二本、夕食の蕎麦に鶏ササミを入れる食事にした(ある本でウィンナーはどちらの不適格食品に入っていなかった)。 酒は週3回程度、焼酎お湯割りにチェイサーを付け、つまみは煮物、海苔の佃煮、マカロニサラダ等。
お付き合いの酒宴の席では、「たまのご褒美」と出されたものは残さずいただくが、出来るだけ肉、魚は少量に抑えた。
運動は、ジムに入会し、仕事後に、まず1時間のマシントレーニング、1時間ジョギング(ランニングマシン)し、仕上げにスイミングを30分、これを週2回のペースで行った。何でもやる時は極端であるが、身体を動かすことは全く苦にならず、鈍りきった細胞を目覚めさせるべく老体にムチ打ち汗を流す。
大好きな、カルビ、つくね、サーモン、エビ、ホタテ、プリンを封印し、ラーメン、刺身定食、生姜焼き、ハンバーグ、チキンカレー、牛丼、天ぷら、オムライス、カルボナーラ(ここに書いているだけでヨダレが・・・) 等々を我慢した成果は、減量として2~3ヶ月後から見え始め、その後は面白いように体重が下がっていく。7月にジムの体組成計では「痩せ気味」と判定され、8月には体脂肪率がなんと9.4%に!
そこからは、ほんの少し肉、魚類を増やし、先月定期検診を受けた結果は、
 ●2014年10月14日検査
  ・体重:53.4 kg
   ・腹囲(実測):72.0 Cm
 -2013年10月30日検査結果-
   ・体重:68.2 kg
   ・腹囲(実測):88.3 Cm
体重が約15kg、お腹周りも約16Cmダウン。メタボからも離脱! 体重だけでみると19歳の頃と同じに。
自分なりにストイックに頑張った成果が出ることは素直に嬉しいものである。う~ん、快感♪

しかし、周囲の反応は、
「お身体大丈夫ですか?」、「何かご病気でも・・・?」
社員からは「貧相で貫禄が無くなりましたね」、口の悪い友人は「顔、骸骨みたいだゾ」、 云々。
もともと筋肉質でムキムキタイプだった身体が、一気にしぼんだせいで各部がシワシワに。
筋トレはしているものの、肉を食べないためかほとんど筋肉も付いていない。
身体のシワシワはともかく、何より着る服(着れる服)が無い。
スーツに至っては、借り物に等しい。
驚いたことに、靴や帽子までゆるい。
つい昨年、一斉に処分した当時キツキツの洋服が恨めしい。
これを、ダイエットの成果として喜ぶべきであろうか。
いや、待てよ。
減量自体は結果であって、そもそもの第一目的は「高脂血症」「高尿酸血症」の改善(治療)である。これだけ頑張り、減量にも成功し体脂肪率も1桁になったのだから、検査数値もかなり改善しているハズである。
して、その結果は、
 ●2014年10月14日検査
 ・総コレステロール:276 *正常範囲外
 ・LDLコレステロール:167 *正常範囲外
   ・尿酸:6.2 *正常
 - 2013年10月30日検査結果-
   ・総コレステロール:292 *正常範囲外
   ・LDLコレステロール:188 *正常範囲外
   ・尿酸:10.0 *正常範囲外

尿酸値は改善し8年ぶりに正常範囲に入っているものの、なんと、コレステロール値はほとんど改善せず、未だ正常範囲外である。かなり高い!
しかし、よく見ると「正常」の基準範囲が昨年と同様、すなわち冒頭で述べた、今年4月に「日本人間ドック学会」が見直し改正した基準範囲ではないようだ。
 ・総コレステロール:旧(140~199) → 新(151~254)
   ・LDLコレステロール:旧(60~119) → 新(72~178)
わずかな期待を胸に、早速新基準と照らし合わせてみる。
LDLコレステロールは正常範囲であるが・・・、総コレステロール値は、どちらにしても基準値を外れている結果に変わりはありませんでした。(残念)

 

しかし、なぜ?体組成計では、内臓脂肪もかなり減り「標準的にはもう少し脂肪をつけたほうがいいでしょう」とコメントされているのに? 毎週10~20Km走っているのに? それでも「高脂血症」とは。
あと、改めるべき生活習慣とは・・・?
やはり「アレ」ですか?
・・・「酒を減らせ」ってこと?
かなり減らしているつもりなんですが・・・?
数値が改善されるまでは節制することを誓い、この10カ月で生活習慣も変化し、外見も大きく変わりはしたが、これまでの30年以上の不摂生の「ツケ」は、そう簡単には帳消しにはしてもらえないようである。
その自分の過去30年の歴史を振り返り、省み、噛み締め、まだ暫くは自己流療法を続けてみる・・・、
つもりではあるが、このまま続けて、本当に健康? それとも不健康?

まずは、ダイエット記念にイタリア製のスリムスーツでもしつらえてみようか。
今まで比較的ゆったりとしたトラディショナルなスーツが多かったが、そのスタイルの変化を楽しめる機会なのだから。
しかし、今後自分の身体がどのように変化するのかは、自分でも予測がつかない。
当面は2サイズも違った今までのスーツも処分しないいほうが良さそうである。

日付2014/11/11

投稿者半澤 透

ブログ-四方山話-



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